寛永13(1636)年、西欧に開かれた唯一の港として築かれた長崎の出島には、「蘭館」と呼ばれるオランダ商館が建ち並び、チョコレートやチーズなどをヨーロッパから伝えました。出島をかたどった「出島蘭館」は、チーズクリームとチョコチップの香りが漂う風味豊かな阿蘭陀風チーズタルト。出島で初めて出会った西洋の味を今に甦らせました。
短中期計画では、出島の「西・北」「中央」「東・南」の各ゾーンの順に、3段階に分けて鎖国時代の建物などの復元整備を行います。建物の復元により、当時の出島の町並みなどを体験することができ、復元した建物内の展示により、当時の人々の暮らしぶりを知ることができます。長期計画では、四方に水面を確保し、19世紀初めの扇形の島を完全に復元します。
香り広がるチーズクリームとやさしさ広がるチョコチップが絶妙の味わいです。
外はサクッ、中はしっとりとした食感が楽しめるタルト。ひとつひとつ扇の型に入れて焼き上げ出島のカタチにしました。
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