

シーボルトは文政6(1823)年、長崎に渡来しました。シーボルトとお滝さんとの出会いについては諸説語られています。そのひとつではシーボルトは、来日早々長崎奉行の計らいで、出島を出て日本人患者を治療することを許されました。その患者の中に美しい女性がいました。シーボルトはこの若い女性に心を奪われたのです。それがお滝さん。当時、出島の入り口には、「一、傾城の外女不入事」、という高札が揚げられ、遊女以外の女性は入ることが出来ませんでした。お滝さんは遊女屋の引田屋から其扇(ソノギ)という遊女名を借りて出島へ入ったのです。このシーボルトとお滝さんのロマンスの中、二人の間にうまれた娘のイネは日本人初の女医として知られています。 肖像画はシーボルト記念館より


薄い生地を重ねて優しく織り上げたあじさい。
繊細な花びらは、ひとつひとつ手でひねり再現しました。

ほどよい焼き加減による、サクッとした軽い食感としつこくない甘さは、
一度にいくつも食べられるほどです。